自分でも何を考えているか分からない、それを言葉にはしたくない、という白肌美しいモデルさんが最高に乱れる桃色の部屋。そんな彼をリバと表現するのは容易だが、そう簡単に一言で括れないほど葛藤は深く、それだからこそ興奮する。マシンのようにクールに精確に駆動するタチの一面と、悩みながら獣のように溺れるウケの一面。どちらも強く印象に残る最高の作品。タチとしてもウケとしても彼の思いがいつか成就してほしい。お相手のタチ役がこれまたニクいほど上手いのだ。